第1特集「重症
感染症」では、診断や原因がなかなか絞れないものの「重症感」がある――そんな状況で、どう考え、どう動くかが丁寧に掘り下げられていて、とても実践的でした。特に対談では、
感染症の専門家がどんな視点で判断しているのかが垣間見え、思考の整理にもつながりました。
第2特集「
不登校に対して医師ができること」も、考えさせられる内容でした。
不登校と関連の深い疾患に焦点を当てた解説があり、個人的には、神経発達症の方がどのような体験を経て
不登校に至るのか、臨床で思い当たるケースと重なる点が多く、印象に残りました。開業医と専門医による座談会では、現場の課題に共感しながら、プライマリ・ケアでどのように対応していけるかのヒントが詰まっていました。
どちらの特集も、日常診療のなかで見過ごしがちな背景に、あらためて目を向けさせてくれる内容でした。