プライマリ・ケア領域関連
10月20日に浦安市医師会主催で在宅薬剤管理の勉強会を行い、司会をさせていただきました。 いつもお世話になっている訪問看護ステーションあゆみ竹内さん、タカハシ薬局高橋さんにご登壇いただき、在宅薬剤管理の制度から実践の工夫までお話しいただきました…
とあるジャーナリストの方とHPVワクチンについて話をする機会がありました。医療者からみるとワクチンに対しての有効性や安全性もあるのに、何故報道機関があそこまで加熱したのか、そこにはどのようなすれ違いがあったのか、当時のことが気になり色々と伺い…
先日東京北医療センターにて「家族志向のケア」についてのワークショップを行う機会をいただきました。 3時間という時間をいただいたので、少し深掘りしたレクチャーやグループワークやロールプレイも交え、実践的な学びが得られることを意識しました。 長丁…
今年も亀田ファミリークリニック館山の専攻医の皆さんとの家族志向ケアの教科書『家族志向のプライマリ・ケア』の輪読会に指導医として混ぜていただいています。 www.amazon.co.jp 本を読みながら皆さんから出た質問に答えることをしていますが、診療現場で…
JPCA学術大会では家族志向ケア関連のシンポジウムの座長とポスター発表を行いました。 ●シンポジウム「家族志向ケアの教育について考える」 家族志向ケアの教育を先進的に行う研修機関の取り組みを様々な先生に発表いただきました。ロールプレイ、陪席指導、…
・何かあったら病院まで搬送するのか、家でできる範囲で治療するのか・食べれなくなったら点滴するのか、しないで自然に過ごすのか・寝たきりになったら自宅で過ごすのか、病院や施設で過ごすのか・心臓や呼吸が止まったら延命治療をするのか、しないのかな…
今年度は家族相談士養成講座の講座を半年かけて受講しました。半年間、土曜日の午後半日にあるので、仕事しながらは受講するのは大変でしたが、家族の心理学から家族療法・家族カウンセリングの理論の学習から実習まで非常に勉強になりました。 kazokushinri…
2021年4月より心療内科での診察に週2-3日携わるようになり、9ヶ月ほど経ちました。家庭医としても精神疾患や心身症の方の診療はしておりましたが、それでもなお心療内科での診療は日々勉強になることばかりです。 4-9月の学びは以前ブログでまとめてみました…
在宅医療の重要な役割の一つに、人生の最期のときを本人とご家族がご自宅で過ごせるようにサポートすることがあります。はじめは不安ばかりだったご家族が、介護をされる中で徐々に変わっていかれる様子をみることはとてもやりがいを感じます。 自宅で最期ま…
思春期は10−24歳がおおよそ相当し、子どもから大人へ肉体的にも精神的にも成長し、学校中心だった社会から社会的な役割も変化する重要な時期である。 思春期は大事な時期である一方、「難しい年頃」と言わる時期でもある。この時期は、感情や考えを言語化す…
日々の診療の中で多くの医療者が時間を費やし、同時に頭を悩ませているのが、患者さんの行動をいかに健康的なものにするかである。 現代医療は人々の健康に大きな恩恵をもたらし、ほとんどの病気が日々の習慣を変えることで大抵の場合は予防または治療か…
2021年4月より心療内科での診察に週3日携わるようになり、半年ほど経ちました。振り返ると、日々勉強になることばかり。正直、診療を始める前にも、精神疾患や心身症の診療は自信がそこそこあったし、メンタルヘルス領域の勉強もしていたのですが、想像以上…
心療内科での診察に週3日携わるようになり、5ヶ月ほど経ちました。振り返ると、日々勉強になることばかり。正直、診療を始める前にも、精神疾患や心身症の診療は自信がそこそこあったし、メンタルヘルス領域の勉強もしていたのですが、想像以上にできておら…
7年間家庭医として地域のかかりつけ医の仕事をしてきました。しかし、色々と思うところや、出会いもあって、4月からはとある病院の診療内科にも勤務することになりました。こちらの記事は別のサイトで4月の勤務直前にメンタルヘルス領域に対する考えをまとめ…
近年、国で推進し注目される在宅医療。その理由に、少子高齢化による医療資源の圧迫という社会課題の解決や、自宅で最期を迎えたい人が多いことが主に挙げられる。 また、在宅医療は入院医療、外来医療に次ぐ第3の医療と言われ、病院中心だった医療に様々な…
はじめに 通常医療では問題の原因を見つけ、 それに対して解決の道筋を立てていく「問題解決能力」が重要視されます。 しかし、在宅の現場では必ずしもその能力が活かされるとは限らず、 場合によってはその能力が足かせとなることさえあります。 在宅では問…