毎年、母校渋幕の高校1年生の全校生徒対象に、保健の授業の中でも学校の先生が教えにくいものを卒業医師たちで行なっています。その名も「特別」保健授業。
今年は性感染症・がん・ストレスコーピングについて河南先生と小橋先生と一緒に講演を行い、私は性感染症を担当しました。
様々な性感染症の実際をトピックを交えながらお話しました。。2021年・2022年で急増する梅毒について、2022年に積極的接種再開となったHPVワクチンについて9価ワクチンやキャッチアップ接種の話など。
また、性感染症の予防ついてコミュニケーションとしての性的同意(セクシャル・コンセント)の話を交えましたが、性感染症を機に自身の性や将来を考えるきっかけになってくれれば嬉しいです。
性感染症の一次予防・二次予防とあれもこれもと盛みすぎ、学生相手の話も久しぶり、対面での授業も久しぶりでどこまで伝わったかなと心配しましたが、授業後にたくさんの質問をいただいたり、アンケートでは好反応のようで安心しました。
母校での授業は毎回エネルギーをもらいますし、初心に帰らされます。また、いつも卒業医師の大先輩に混ぜていただき光栄ですし、準備のための打ち合わせのディスカッションが大変勉強になりました。貴重な機会をくださる学校の先生方や河南先生に感謝です。