家庭医の学習帳

千葉県のクリニックで子どもからご高齢の方を日々診療。心療内科・家族支援にも力を入れています。日々考えたことや勉強したことを綴ります。

高校にて特別保健体育の授業

、「渋幕卒業生医師による 特別保健授業 感染症 がん がん x ストレス 2024年2月15• 16日 14期 期小橋孝介 鴨川市立国保病院 小橋 孝介 鴨川市立国保病院 16期 河南 真吾 吉野川医療センター 21 北野 峻介 飯塚病院 穎田病院 22期 宮本 侑達 ひまわりクリニック」というテキストの画像のようです

母校の渋谷教育学園幕張高等学校の高校一年生に対して、特別保健体育の授業を卒業生医師の先生方と行いました。

毎年行われ、かれこれ今回で10年目。私も初期研修医の頃から関わらせていただいていますが、もうそんなに経つのかと驚いています。

今回は昨年と同じく、性感染症、がん、ストレスコーピングについてお話ししました。

私は性感染症についてお話ししました。性感染症が、より一人一人に身近な問題に感じてもらえたらと思いますし、講義をきっかけに性や将来のパートナーについても考える機会になれれば嬉しいです。

質問も講義内容に関連した質問以外にも若年妊娠、安楽死、ネット依存、医師の働き方改革、女性医師のキャリアなど鋭い質問がたくさんあり、とても刺激的な時間でした。

10年前は生徒の気持ちの方が理解できていたのが、最近は先生の気持ちの方が理解できるようになり、自分も歳を重ねてきたことを実感。嬉しいような悲しいような。

このような機会を定期的にくださる先生方、ありがとうございました!