9月9日に大阪大学で開催された家族看護学会第30回学術集会に参加しました!
竹中医院の竹中裕昭先生にお声かけいただき、一緒に交流企画「家族看護と医師との連携」を企画させていただきました。
自由参加形式で10名くらい来てくれたらいいなと思っていたら、40名近くの看護師さんが参加してくださり、医師との連携に強い思いを持ってくださる方が多いことを痛感しました。
半分はグループワークの時間をとり、家族に関わる上で医師に対しての質問や希望について出していただき、大盛り上がり。
皆さん、医師に対して普段感じていても言えないこと、たくさんあるんだなと感じました。
竹中先生は今回聞いた内容を学会や医師会を活用して医師側にフィードバックされるとのことで、それをまた看護側にもフィードバックすることを考えておられ、非常に面白い取り組みだと思いました。
取り組みが家族カウンセリング的というか、葛藤を抱えた家族をそれぞれ個人面談し、支援者が翻訳して仲介するのと似ていると思いました。
医師サブシステムと看護師サブシステムの間に入って、竹中先生が翻訳/仲介して両者の連携を促進しようとしているんだと感じました。
別々ではなくリフレクティングチーム的に行なっても面白いですね。今後の活動に期待です。
他のセッションにも参加しましたが、面白かったです。特に、家族支援を現場でどのように教育していくかに関しては、かなりの実践や研究がなされており、本当に勉強になりました。
家族カウンセリング/家族療法をずっと学んできたけれど、一般医療の現場の事例と少し異なっており、翻訳が必要だと常々感じていました。
それを一般医療の現場に随分前から翻訳を続けてきたのが家族看護であることを実感しました。それを知れたのが何よりの収穫です。
またいろんな妄想が湧いてきました。今後も頑張りたいと思います!