日記
昨今、結論がなかなか出せないような事が頻繁に起きています。 メディアやSNSの議論のプロセスを見ていると原因を単純化させたり、単一の個人・集団・社会を悪者にしたりと激化しているものもあるのを感じます。 その結論がどうかはわかりませんが、プロセス…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> 大きなショックのあとその突然の大きな変化に戸惑い、悲しみや不安だけでなく、混乱または怒りなど心が不安定になります。それはどんなにしっかりとした方でもなる、ごく自然なことです。 また、状…
次女のお食い初めを行いました!次女を眺めながら、長女の時はどうだったかなーとあまり思い出せず。それだけ1人目の時も必死だったんだ、と思いました。 子どもが2人になって100日。1人だけの時とは違い、家族に集団心理がより強く働くのを感じます。 長女…
家族相談士の資格を取得しました! 日本における家族支援の関連専門資格は大きく2つあり、そのうちの1つです。 昨年半年間、週半日を受講に当てつづけ、試験も範囲が膨大すぎて対策しようもなかったので中々に大変でした。 ただ非常に充実した期間で、家族心…
昨年度はメンタルヘルスを学びたいと思い聖路加心療内科で勤務しながら亀田で家庭医/在宅医としての診療も続け、聖路加と亀田を非常勤としてほぼ週の半分ずつ勤務していました。 心療内科では精神疾患のマネジメントや心理療法について学びたいと思いました…
2021年4月より心療内科での診察に週2-3日携わるようになり、1年が経ちました。心療内科で1年間どっぷりと診療をし、心療内科や心理療法の奥深さに触れられ日々大変学びも多く、家庭医でなければ心療内科になることを選んでいたかもしれないと思うほど面白か…
かけがえのない人や物を失うことを喪失といいますが、時には明確でない何かをはっきりしないまま、解決や決着することもできないまま喪失していることがあり、それを「あいまいな喪失」といいます。日本には、11年前の東日本大震災をきっかけに紹介され、コ…
バタバタして見れなかった鬼滅の刃遊郭編の最終話をAmazon primeでやっと見ましたが、今回も面白かったです。鬼滅の刃は鬼退治の物語ですが、単純な勧善懲悪物語ではなく、毎回主人公が鬼退治をしながらも鬼の悲しい事情も受けとめようとし、その姿に真の優…
先日、我が家に第二子次女が産まれました。愛情豊かな人生を送って欲しいなと思います。 同時に長女は激しい赤ちゃん返りに。産まれる前から色々な方からお姉ちゃんもいっぱい愛してあげてねと助言をいただき、妻と「お姉ちゃんだから・・・」は言わないルー…
今年度は家族相談士養成講座の講座を半年かけて受講しました。半年間、土曜日の午後半日にあるので、仕事しながらは受講するのは大変でしたが、家族の心理学から家族療法・家族カウンセリングの理論の学習から実習まで非常に勉強になりました。 kazokushinri…
" data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true"> " data-en-clipboard="true">同じ出来事でも人によって物語(見方)が異なれば、事実も変わります。支援では一方の話を聞きながらも、別の家族・関係者は異なる見方を持っている可能性を常に考えな…
日本プライマリケア連合学会冬期セミナーにおいて「ファミラボ」メンバーで若手家庭医・総合診療医向けのワークショップを行いました! 家族志向カンファレンスについてレクチャーで深掘りし、実際に医師・患者・家族でロールプレイを演じ、経験しながら学ん…
我が子が2歳になりました!誕生日は大好きないちごを近場の農場でプレゼント。 最近おしゃべりするようになり、回らない舌をフルに活用して何かを伝えようとする姿に一層愛らしさを感じます。まだ2年ですが、振り返ると大変なことも多く、これらをする世の親…
2021年4月より心療内科での診察に週2-3日携わるようになり、9ヶ月ほど経ちました。家庭医としても精神疾患や心身症の方の診療はしておりましたが、それでもなお心療内科での診療は日々勉強になることばかりです。 4-9月の学びは以前ブログでまとめてみました…
在宅医療の重要な役割の一つに、人生の最期のときを本人とご家族がご自宅で過ごせるようにサポートすることがあります。はじめは不安ばかりだったご家族が、介護をされる中で徐々に変わっていかれる様子をみることはとてもやりがいを感じます。 自宅で最期ま…
母校である昭和大学の「学部横断地域医療実習」の宣伝の動画撮影のために数年ぶりに母校に伺いました! 昭和大学では、4名程度の多職種の学生が一つのグループとなって、1ヶ月もの間に地域の医療機関・福祉施設を回ったり、患者さんに継続的に関わり、議論し…
一つのメッセージに複数の矛盾した意味が入ることダブルバインドといい、多いと特に子育てにおいては子どものやる気を削いだり、自己肯定感の低下にも繋がるとされます。極力無くした方が良いのですが、案外身近にも。 「そろそろ帰ろう(帰らないと怒る)」…
何かしらの病気を抱えた本人や家族が「普通」にしていること自体、何かしらの努力や苦労を既にされているということ。それは気楽そうに浮かぶ鴨が、水面下の見えないところで絶えず水かきをしているように。患者さんやご家族の見えないところの努力に気が付…
現場において患者さんを「承認」することはありますが、どこか上から目線のようでもあって嫌な気をするときさえありました。しかし、先日指導医の先生と議論することがあり、承認の面接における役割を考える良いきっかけとなりました。 承認は、褒める・聞き…
2021年4月より心療内科での診察に週3日携わるようになり、半年ほど経ちました。振り返ると、日々勉強になることばかり。正直、診療を始める前にも、精神疾患や心身症の診療は自信がそこそこあったし、メンタルヘルス領域の勉強もしていたのですが、想像以上…
心療内科での診察に週3日携わるようになり、5ヶ月ほど経ちました。振り返ると、日々勉強になることばかり。正直、診療を始める前にも、精神疾患や心身症の診療は自信がそこそこあったし、メンタルヘルス領域の勉強もしていたのですが、想像以上にできておら…
7年間家庭医として地域のかかりつけ医の仕事をしてきました。しかし、色々と思うところや、出会いもあって、4月からはとある病院の診療内科にも勤務することになりました。こちらの記事は別のサイトで4月の勤務直前にメンタルヘルス領域に対する考えをまとめ…
運営しているオンライン・コミュニティ『ファミラボ』で「家族志向ケアの基本原則と目標」についてお話させていただきました!家族志向ケアの根底理論・原則さらにその源流の家族療法の歴史についても触れました。歴史を紐解くと、家族療法の試行錯誤の過程…
とある医療系団体にて、子育て支援についてお話をする機会をいただきました。お話しながら感じたのは、日本でも父親の育児参加への理解が社会の中でもっと進めばいいなということです。最近では「コペアレンティング(共同療育者)」という概念があり、東北大…
聖路加国際病院にて『明日から使える動機づけ面接のエッセンス』というテーマでお話しさせていただきました! 内科の先生が対象とのことで、日々患者さんを健康行動に導くことに苦労されていると思い、家庭医外来でもよく駆使する行動変容の技法の一つ「動機…
本日は山口大学総合診療プログラムにお招きいただき『家族志向ケアの実践とポートフォリオの書き方』というテーマでオンラインでお話しさせていただきました! 家族志向ケアの家族アセスメント・カンファレンスの要点を軽くお話しし、あとはシナリオ・ロール…
先日、職場の短期研修者の目標設定を行いました。 その際、現代の学び「経験学習」について改めて考えたのでまとめてみました。 特に、現在のコロナの時代、 普段経験しない体験や感情を経験していると思いますが、 その経験を成長に結びつけるヒントになれ…
もともとイライラしやすいので、 それを表に出さないようにしようと気をつけていましたが、 昨日はどうしてもイライラしてしまって、 それを他の人にぶつけてしまいました。 怒りはどんな時であれ損することが多いので、 反省を込めて「アンガーマネジメント…
家族から学ぶことはたくさんありますが、 一体何を学んでいるのか時々わからなくなります。 一つそれを言語化したものに「家族ライフサイクル」という考え方があります。 人は家族が拡大する中で「役割」が徐々に変化し、学びが変化していきます。 人は成長…
悲嘆(グリーフ)に陥ったご遺族の方から、 このような言葉が胸に突き刺さると聞きます。 「○ヶ月(年)も過ぎたんだから元気出してね。」 「お子さんもいるんだし、あなたが頑張らないとね。」 「泣いてばかりいると、亡くなった○○も悲しいよ。」 「そんな…